7/25(木)~8/6(火)の期間、加登慶大さんの個展が開催されました。(奈良芸術短期大学 洋画リレー展)

ここでは開催時の様子を紹介しています。

 

 加登慶大 個展

作家:加登慶大

日程:7/25(木)~ 8/6(火)

作家さんより

子供の頃から絵を描くことがすきでした。4~16歳までサッカー、高校卒業まで吹奏楽が生きがいでした。波のある人生の中、例え趣味であろうと絵を描くという行為はいつも私の傍にありました。大学へ入学し、18歳で初めて絵が主軸となり、集団で活動してきた私にとって自分と対話する時間が増えたのは大きな変化でした。絵画と真摯に向き合う仲間を見ていると、時折眩しくて目をそむけたくなります。

「私の世界を絵で表現したい」
「言葉に出来ない気持ちを絵にぶつける」

みんな自分の唯一の世界があるんだ。私は一人になると、何も表現できませんでした。

人と話すことが大好きです。私のバリトンサックスの絵を見た人が言いました。-「音楽と真摯に向き合っていたことが伝わってきた」私の絵を通して言葉だけでは伝わらない、私の大切な何かを見つけてくれたのです。思えば傍にあったのは絵を描くという行為ではなかったのかもしれません。兄と姉は私の絵を褒めてくれました。戦術を絵に描くことでチームメイトと戦い方を共有していました。演奏会のチラシやプログラムを私に描かせてくれました。傍にあるのは絵ではなく、絵を通した人との繋がりでした。

「あなたにとって絵とは?」私にとって絵とは、絵日記です。色んなことがありました。沢山の人に助けられました。記憶だけでは足りません。言葉だけでは足りません。作品を通して皆さんに私の思い出話を聞いていただきたいです。

 

「ギャラリーカフェnarairo」

奈良の橿原神宮までの参道沿いにある、築80年の昭和古民家をリノベーションした”アートと美味しい珈琲が楽しめるモダンなギャラリー・カフェ”です。